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ビジュアルレビューマガジン

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2015-04-06から1日間の記事一覧

「色名を認知するメカニズム」三木学

色空間分析 色名分析 「フランスの色景」では、写真の色を色空間に分布させて配色を分析し、その中に含まれる色名の割合を抽出している。それが、見ている人に何等かの発見をもたらすのは、人間の色彩情報処理の機構(色覚メカニズム)と類似しているからか…

「色名と関係性の記憶」三木学

(C)Chihiro Minato 「フランスの色景」では、写真からフランスの伝統色名と日本の伝統色名を抽出し、比較分析している。フランスの伝統色名は食べ物、飲み物の色名など固有物と直接性があるものが多いが、日本の伝統色名は染料由来の色名が多く、現在ではほ…

「陶酔を超えて歌え」 勝又公仁彦

shadowtimesバックナンバー31号 「陶酔を超えて歌え」 勝又公仁彦を公開しました。《shadowrecommends》は、小浜はるみさん『topos/photograh』をご紹介しています。観光地のように、名前を付けられた風景から、写真によって意味を解放する試みです。また、…

「写真と色の記憶」三木学

印象派、印象派、ポスト印象派に多大な影響を与えた、化学者であるシュブルールは色彩の同時対比が絵画に及ぼす影響についても言及している。絵画を長時間かけて描くことによる色の刺激が、画面を異なる色に錯覚させてしまう。 「第一印象とは、言葉をかえれ…

「色彩感覚と経験」三木学

産総研:乳幼児期の視覚体験がその後の色彩感覚に決定的な影響を与える 1枚のドレスの配色が、人によって「白と金」、「黒と青」に見えることは、人間の脳が光源の影響を自動的に補正する「色の恒常性」の機能によることが多くの人々に知られることになった…