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ビジュアルレビューマガジン

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勝又公仁彦展「the dimensions of “Right Angle” ? 」@ギャラリー富小路(京都)

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Kunihiko Katsumata “Panning of Days -Syncretism- ”「3Days」2015

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Kunihiko Katsumata “Right Angle”シリーズより

 

展覧会概要

写真における空間性は現実世界の視覚による認知の次元を変換しつつ、再帰する時間の差し挟みや嵌入といった操作により、また別の次元を創出します。そのような写真における空間と時間の問題を様々な被写体の下に考察し、提示し新たなパルスをもって振動させるのだと、作家は語りました。日常の中に現象しながらも知覚される事の無かった世界を掬い取り、作品化してきた作家による、さらに進化/深化したパノラミックかつミニマルなダンスし変転し続ける世界をお楽しみ下さい。

 

展覧会名「the dimensions of “Right Angle” ?」
会  期 2016.5.17.tue – 2015.5.29.sun
会  場 ギャラリー富小路
     京都市下京区富小路通綾小路下る塗師屋町83

     http://kyoto-tominokoji.com

開催時間 平日14:00〜19:00 土日11:00〜19:00
※イベント開催の21日20:00、27日20:30、最終日は17:00までとなります。
お問合せ 090-2192-1014(企画/広報担当 二川美知枝)E-mail miichiedad@gmail.com

 

関連プログラム

1)ギャラリーツアー/レセプション 5月21日(土)17:00-18:00/18:30-20:00
entrance fee free
2)トークイベント 5月27日(金)19:30~20:30
植島啓司(宗教人類学者、京都造形芸術大学 教授)×
勝又公仁彦(美術家/写真家、京都造形芸術大学 専任講師)
entrance fee ¥500-

開催趣旨/トピックス

「空間」「時間」「次元」「光」などについて日常的な被写体の中で考察し、独自のアプローチにより視る者を全く違う視点へと誘ってゆく勝又公仁彦は、この度の企画展「the dimensions of “Right Angle”? 」において2000年より撮影の開始された未発表の作品シリーズ「Right Angle」と共に、新作も含めた「Panning of Days」「Skyline」の3つのシリーズ作品を展開します。「角度と面」「立体と線」といった問題の系による空間と像の認知における捉え方と対比を、また時間と空間や写真における線の問題を都市の中で考察し、過去や未来といった時間や次元の変換をも掬い取った一連の作品は、今年1月に資生堂ギャラリーにて発表された大型作品も含め展示されます。今夏には「あいちトリエンナーレ2016」にも参加が決定している注目の作家による個展です。会期中には宗教人類学者で京都造形芸術大学教授の植島啓司氏との対談も予定しています。

 

作家プロフィール

勝又公仁彦(美術家、写真家)

 早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。大学在学中より絵画、写真、映像などの作品制作を始める。国内外で様々な職業に従事した後、作品発表を開始。多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」などをサブテーマに、常に写真の構造に触れ、観る者を新たな認識へと誘う作品展開を続けている。  

<主な展覧会>
「Photography 写る、写す 7 人の現代作家」(大阪府立現代美術センター 2001年)「風景の余白に:写真」(東京日仏学院 2002年)
「写真の現在2 —サイト— 場所と光景」(東京国立近代美術館 2002年)
「Natura Morta 」(Leica gallery Solms 2006年 ドイツライカ本社 個展)
「Dwelling」(世田谷美術館主催 2008年 個展)
「勝又邦彦展」(森アートセンター六本木ヒルズクラブ 2011年 個展)
「都市の無意識」(東京国立近代美術館 2013年)

<受賞>
「さがみはら写真新人奨励賞」(2001年)
「日本写真協会新人賞」(2005年)
<作品集>
『Skyline』2008
『cities on the move Ver.2012』2012
『Hotel Windows』2015

東京国立近代美術館、世田谷美術館、沖縄県立博物館・美術館など国内外の主要なコレクションに作品が収蔵されている。現在、京都造形芸術大学専任講師。多摩美術大学非常勤講師。

あいちトリエンナーレ2016にて後藤繁雄氏企画「トランスディメンション − イメージの未来形」に出品予定。