あいちトリエンナーレ2016展開概要発表「芸術祭という旅」
昨日、あいちトリエンナーレ2016の展開概要が、港千尋芸術監督から発表されました。
記者会見の内容は、Arts Audience Tables ロプロプさんにより質疑応答も含めてまとめられています。
会期は2016年8月11日(木・祝)~10月23日(日)の74日間、
主な会場は、
愛知芸術文化センター
名古屋市美術館
名古屋市内のまちなか(長者町地区など)
豊橋市内(地区は未定)
岡崎市内(地区は未定)
の名古屋市を中心に、豊橋市、岡崎市も含んだエリアになります。
参加アーティストも一部発表されました。現代美術は合計75組程度。今回発表は9組、映像プログラムは20組程度、今回発表は14組。パフォーミングアーツは10~15団体、今回発表2組。さらに、プロデュースオペラとして、ダンサーとして著名な勅使河原三郎が演出するモーツアルトの『魔笛』の公演が行われます。
すべて芸術祭のテーマである「旅」に関連するアーティストが選ばれ、芸術祭自体がキャラバンの旅であり、長旅の休息と英気を養う「キャラバンサライ」であるような構成になっています。
港さんならではの視点から選ばれた、深い知性と感性、詩的なエッセンスを持ち、ジャンル、世代、国境を横断するアーティストたちが集っていると思います。
また、今回の展開概要発表に合わせて、コンセプトビデオも公開されました。港さんのコンセプトのナレーションに合わせて、キャラバンサライや愛知各地の映像が挿入され、旅の始まりを告げるような内容になっています。監督は山城大督さん、音楽は 蓮沼執太さんです。
いよいよ、あいちトリエンナーレ2016の旅も近づいてまいりました。