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近眼の世界の共有「フィリップ・バーロウ」三木学

karapaia.livedoor.biz

先日、近眼写真というジャンルがあってもいいのではないか、と書いたのだが、検索しているとすでに取り組んでいる人がいました。

 

まあ、同じことを思いつく人はいるか、と思って少し嬉しくもあり、ちょっとやられた感もあり…。

 

かつて、本城直季さんがミニチュア風に見えるように、アオリをコントロールする手法で話題になり、同時期に外国人の写真家(名前は失念)で同じような手法で制作している人がいるとかで議論を呼んだことがありました。

 

その後、ミニチュア風に撮影できるアプリなどもできて、手法自体が消費された感じがありますが、写真の世界は撮影方法自体に特許も著作権もないので、そういうことが可能なのです。また、被写体が違うとそもそも盗作にならないので、写真はデザインよりも作風の相互影響が多いかもしれません。

 

まあ、フィリップ・バーロウのことは全く知らなかつたのですが(本当です!)、先に知っていたら、結構、共感していたと思います。

 

ということで、ミニチュア風写真のように、近眼写真はジャンルとして確立するかどうかわかりませんが、皆さんが取り組んで面白い写真が出来ればいいと思います。

 

ボケ混色写真はすでにあるのかしら???知っている人がいたら教えてください。

 

※撮影方法をかなり厳密に、「装置」として設計すれば、特許の保護対象になります。Amazonは商品写真の撮影方法で特許申請(取得できたかは忘れました)をしていたと思います。もちろん、もっと工業製品の品質管理のための自動撮影などなら特許になりやすいと思います。