勝又公仁彦写真集『Hotel Windows』発売開始!
以前からお伝えしえおりました、勝又公仁彦さんのKindle版、電子写真集『Hotel Windows』の発売が開始されました。先日、橘画廊で展覧会が開催されて評判を呼び、英フィナンシャル・タイムズでも紹介された本シリーズの中でも厳選された、26枚の作品が高解像度でご覧頂けるようになっています。
本シリーズは、イタリアのホテルの部屋がCameraと言われていることに触発され、ホテルの部屋をカメラに見立て、世界中のファインダーとしての部屋の窓と、部屋の中を夜間長時間露光により撮影しています。
長時間露光により、微細な夜の光は、発光体のように輝いています。幻想的な輝く窓は、まさにバックライドで輝くモニターにぴったりだといえます。室内には誰もいませんが、それを覗く読者は、あたかもカメラ(部屋)の中に入って、自己を投影することでしょう。部屋の中の自分は見ているのか、見られているのかー。
港千尋さんの寄稿は、「夜の光のアーカイヴ」とする本作品を、都市の光という文明使的な視点で捉え、都市そのものが光る眼となっていることを鮮やかに活写しています。
Kindleアプリがあるデバイスなら、Kindle、iPhone、iPad、PC(Win&Mac)のいずれからでもご購読して頂けます。是非、ご高覧頂きますようよろしくお願い致します。
shadowtimes編集部