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ビジュアルレビューマガジン

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2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

田中和人|Kazhuhito TANAKA 《after still》

今回は、田中和人さんのスライドショー作品をご紹介します。田中さんは、写真によって、写真と絵画・立体との関係、具象と抽象の境界を探求する作品で知られています。今回は、抽象表現主義、カラーフィールドペインティングの先駆者であり、2011年当時オー…

武田陽介|Yosuke TAKEDA 《Stay Gold》

今回は、様々な光の現象に着目し、クールな視線と洗練された構図で日常を切り取るストレート写真で知られている注目の写真家、武田陽介さんのスライドショー作品をご紹介します。 武田さんは、代表作《Stay Gold》を元に、自分の鼓動のBPMを測定し、ハードビ…

山本聖子|Seiko YAMAMOTO  《One Day's Music Color》 

今回はアーティストである山本聖子さんのスライドショー作品をご紹介します。山本さんは、千里ニュータウンという、戦後日本において高度に均質化された新興住宅地で育ち、現在も制作拠点をかまえています。その計画的、人為的空間への身体的違和感を元に、…

山内亮二|Ryouji YAMAUCHI 《Quiet River, Seoul 》

今回は、写真家の山内亮二さんのスライドショー作品をご紹介します。山内さんは、急劇にグローバル化し、均質化していく主にアジア圏の都市を遊歩しながら、そこに潜んでいる歴史や記憶、風土、風俗が現われる様子を、採集するようにスナップ写真を撮影して…

中屋敷智生|Tomonori NAKAYASHIKI 《visual X music》

今回は、画家・アーティストの中屋敷智生さんのスライドショー作品をご紹介します。 中屋敷さんは、色彩豊かで幻想的な具象画を描くことで知れています。一見すると、色彩に対する豊かな感性を感じることができますが、実は色弱者のため見えていない色がかな…

鈴木崇|Takashi SUZUKI  《Fictum -beat and vision》

今回は、台所用のスポンジを使って、即興的なアレンジで何種類もの仮の構築物を作り、その生成のアルゴリズムを示した「BAU」、影のフォルムを浮き彫りにし、物体のように捉える「ARCA」などの作品集の出版で注目されている鈴木崇さんのスライドショー作品を…

鈴木崇|Takashi SUZUKI 《Fictum-sound and vision》

今回は、台所用のスポンジを使って、即興的なアレンジで何種類もの仮の構築物を作り、その生成のアルゴリズムを示した「BAU」、影のフォルムを浮き彫りにし、物体のように捉える「ARCA」などの作品集の出版で注目されている鈴木崇さんのスライドショー作品を…

田中和人|Kazuhito TANAKA 《GOLD SEES BLUE》

田中和人|Kazuhito TANAKA 《GOLD SEES BLUE》 田中和人(写真家、アーティスト) http://kazuhitotanaka.tumblr.com/ 写真により色彩、形態、視覚を問い直す数多くの抽象作品シリーズを発表している。「写真と絵画や彫刻との関係」、そして「抽象と具象の…

澄毅|Takeshi SUMI 《comme de vent》

澄毅|Takeshi SUMI 《comme de vent》 澄毅(写真家、アーティスト) http://www.sumi-takeshi.com/ 自分の家族や友人が写る写真に無数の穴をあけ、逆光で再撮影することで、記憶を光で呼び起したり再創造する作品を制作。家族や友人の身体から光が漏れる写…

佐久間里美|Satomi SAKUMA 《In a Landscape》

佐久間里美| Satomi SAKUMA 《In a Landscape》 佐久間里美(写真家、アーティスト) http://sakumasatomi.com/オーストラリアなど日差しの強い場所に行き、幾何学的で大胆な構成の写真を撮影することで知られる。基本的にはフィルムによる一発撮りで、撮影…

勝又公仁彦|Kunihiko KATSUMATA 《"Panning of Days -Syncretism / Palimpsest-"「5Days」》

勝又公仁彦|Kunihiko KATSUMATA 《"Panning of Days -Syncretism / Palimpsest-"「5Days」》 勝又公仁彦(美術家、写真家) http://www.kunihikok.com/ 多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」「空間」などをサブテーマに、常に写真と映像の構造に触…

「スライドショーと音楽の新しい可能性-日本のビジュアルアーティストとPhotoMusicの試み-」三木学

www.value-press.com スライドショーは写真と動画の境界領域にあり、フィルム時代において表現ジャンルとして確立されていたとは言い難い。デジタル時代においても、ビジュアルアーティストにとって、スライドショーは取り残された課題である。しかし、新し…