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ビジュアルレビューマガジン

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2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「スタジアムの解体」三木学

スタンド解体が終わった国立競技場を、上空から見た【画像】www.huffingtonpost.jp 国立競技場が解体された。解体されるまでに、ザハ・ハディドがコンペで提案した新国立競技場のプランを巡って、景観論争やコスト論争が起きたのは記憶に新しい。住民だけで…

松崎順一『メイド・イン・ジャパンのデザイン!70年代アナログ家電カタログ』三木学

メイド・イン・ジャパンのデザイン! 70 年代 アナログ家電カタログ 作者: 松崎順一 出版社/メーカー: 青幻舎 発売日: 2013/06/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (9件) を見る この本は、1970年前後に家電メーカーが配布していた製…

「新しい色の古い名付け方」三木学

【!?】サクラクレパスが「まつざきしげる色」を発売(ガチ)netgeek.biz 先日、「まつざきしげる色」なる絵の具がサクラクレパスから発売されていることが話題になった。 実際のクレパスの色だけから、直接、松崎しげるを想起するのは難しいかもしれないが、…

「夏の子午線」港千尋

shadowtimesバックナンバー40号「夏の子午線」港千尋を公開しました。写真術は、1839年にフランスのアカデミーがその発明を公式に認めた8月19日を誕生の日にしています。子午線の長さの測定に携わった、当時のフランス科学アカデミーの終身会長フランソワ・…

「バイリンガルの知覚と思考」三木学

使う言語が「世界の見え方」を決めている:研究結果 « WIRED.jpwired.jp 以前、ガイ・ドイッチャーの『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』をご紹介した。ガイ・ドイッチャーは、『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』において、言語によって思考が…

鈴木崇(写真家) ×布施英利(批評家)トークイベント「写真とフォルムの関係性」

鈴木崇写真展「Form-Philia」関連企画トークイベント「写真とフォルムの関係性」鈴木崇×布施英利 | 2015年05月30日(土) | IMA CONCEPT STOREimaconceptstore.jp ■出演者鈴木崇(写真家)布施英利(批評家) 日時:2015年5月30日(土) 17:00~18:30会場:I…

鈴木崇展「Form-Philia」@IMA CONCEPT STORE

鈴木崇《BAU》 モノには必ず形がある。 形が分からないものを想像するということは、 視覚的経験が豊富だとしても難しいと思う。 僕にとっての写真とは、目に見えている世界を切り取り、 元あったものとは違う形と意味を与える行為であり、 写真で撮られたイ…

「永遠の残響」 勝又公仁彦

shadowtimesバックナンバー39号「永遠の残響」 勝又公仁彦を公開しました。震災とイタコをテーマにして話題となった、青森中央高校演劇部による、『もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』という現代劇と、自然災害が多く死者の口寄…

港千尋『ヒョウタン美術館』三木学

ヒョウタン美術館 “The Gourd Museum" 作者: 港千尋,Chihiro Minato 出版社/メーカー: WAVE出版 発売日: 2014/12/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る <a href="http://tsite.jp/daikanyama/event/004811.html" data-mce-href="http://tsite.jp/daikanyama/event/004811.html">代官山BOOK DESIGN展2015 | 代官山DAIKANYAMA T-SITE</a>tsite.jp 代官山 蔦屋書店が選ぶ「代官…

鈴木崇『BAU』@梅田蔦屋書店 三木学

鈴木崇《BAU》 先日、JR大阪駅に隣接するルクアイーレ(LUCUA 1100)にある梅田 蔦屋書店のオープン当日に行ってきた。その日がオープンということはつゆ知らず、写真家の鈴木崇さんの作品が、書店内に展示されているとのことなので見に行ったのだ。 梅田 蔦…

「色彩の授業」三木学

フランスの色景 -写真と色彩を巡る旅 作者: 港千尋,三木学 出版社/メーカー: 青幻舎 発売日: 2014/12/26 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 先日、畠山直哉さんと伊藤俊治さんの対談の打ち上げで、伊藤俊治さんが教える東京藝術大学の学…

畠山直哉「陸前高田 2011―2014」三木学

陸前高田2011‐2014 作者: 畠山直哉 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/05/25 メディア: ムック この商品を含むブログを見る 昨日は、大阪ニコンサロンで、畠山直哉さんの展覧会「陸前高田 2011―2014」に合わせて、伊藤俊治さんとの対談が行われた…

三瀬夏之介『日本の絵』三木学

三瀬夏之介作品集 日本の絵 作者: 三瀬夏之介 出版社/メーカー: 青幻舎 発売日: 2013/07/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 三瀬夏之介君は、奈良県にある公立高校の美術部の1年下の後輩にあたる。私は早生まれなので互いに19…

「ミュージアム都市(2)」港千尋

shadowtimesバックナンバー38号 を公開しました。戦後68年(2年前)に開催された、広島の3つの美術館が連携した<アート・アーチ・ひろしま2013>に参加した港千尋さんのレポートです。原爆により世界的な平和都市、ミュージアム都市を築いていった広島と、…

「葵祭とかさねの色目」三木学

葵祭 | 京都市観光協会www.kyokanko.or.jp 京都では、5月と言えば、京都三大祭の一つである葵祭だ。もとは、賀茂御祖神社(下賀茂神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭の一つであるが、現在では平安貴族の装束を着た人々の行列が有名だ。 かつては賀茂…

鈴木孝夫『日本語と外国語』三木学

日本語と外国語 (岩波新書) 作者: 鈴木孝夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1990/01/22 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (29件) を見る 1990年発行、2011年ですでに39刷を超える本書はすでに「古典」といえるのかもしれな…

「七つの刻印」 勝又公仁彦

shadowtimesバックナンバー37号 「七つの刻印」 勝又公仁彦を公開しました。日本と世界、そして「太陽の塔」に刻まれている7というマジックナンバーについてのフォトエッセイです。ご関心のある方は是非ご購読ください。(編)https://note.mu/shadowtimes/…

「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」勝又公仁彦001

Japanoscape 「2002年7月31日 京都府与謝郡伊根町」 シャドウタイムスがレビューを中心とした形で復活した。 「批評的なことばによるくらい、芸術作品に触れえないことはありません。」というリルケの言葉を範としてきたということもあり、批評することには…

「PARASOPHIA:京都国際芸術祭」三木学

PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭www.parasophia.jp 「美術館の誕生」より 「PARASOPHIA:京都国際芸術祭」の会期も残りわずかになり、ようやくメイン会場となっている京都市美術館に行くことができたので簡単に感想を書いておこう。 様々なレビューだけでは…